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協議会概要

会長ご挨拶

会長写真 九州イノベーション創出戦略会議
会長 津田 純嗣
一般社団法人 九州経済連合会
理事・産業振興委員会 委員長
(株式会社 安川電機 代表取締役会長)
会長ご挨拶

 「九州イノベーション創出戦略会議」会長の津田でございます。

コロナ感染症の緊急事態宣言の解除後、死者数、重傷者数の発生は減少しているというものの、感染者の増加は、再度の拡大傾向にあり、コロナの拡散対策が重要な状況であります。 新型ウイルスによる経済の悪影響は大きく、日銀は第二次補正予算に対して資金繰り支援を拡大し、総額110兆円の資金供給対応をとっております。欧州中銀、米国FRBも同様の政策で経済を支える政策が展開されております。しかしながら、需要の低迷という課題は、2年近く続くのではないかという見方が多くあります。


こういった状況の中で、産業構造の変動の契機となるような予感がいたします。それに加えまして、米中の地政学的な対立が鮮明化いたしております。そのために世界レベルでの産業構造の変動ということも必至と思います。世界の工場となっています中国の持つ生産力は、その中でも圧倒的であり、中国抜きのサプライチェーンの構築というものは非常に厳しいものがありますが、日本にとってもチャンスということを逃さずに素早い行動を起こしたいと思います。


一方、コロナ禍で行動自粛による在宅でのテレワークやオンライン会議などを実践することで新しい働き方や生活様式を考える契機となりました。企業内のデジタルトランスフォーメーションの進展や在宅勤務における業績評価の見直しによる働き方改革の進展、都市部への人口集中の解消など環境整備に向けての動きが求められております。政府もこれを契機にデジタル・ガバメントの実現を加速させる決意を表明しております。社会の変化が加速する予感があります。


さらに、第四次産業革命を実現するためのAI・IoT・クラウドといったデジタル革新の基盤は、着実に整備が進んでおります。5Gの高速通信も実用化が間近であります。新たなサービスや新たな商品を事業化する舞台は整っております。これを早くより高度に実現するためには、リソースを結合させるオープンイノベーションの発想が最も有効と思います。


本会議は、平成20年9月に発足して以来、九州地域の大学・高専、公的試験研究機関、産業支援機関、経済団体等62の関係機関を有機的につなぎ、相互に連携して、地域企業によるイノベーション創出を支援する取り組みを進めてまいりました。

本年度は、九州内外の企業等のニーズとシーズを調査し、情報提供するとともに、各機関のコーディネータの連携によるマッチング等を通じたイノベーションの創出を支援することといたしております。


関係機関や本会議の構成機関の皆様のお力添えをいただくとともに、地域企業の皆様方の積極的なご活用をお願い致します。



 

令和2年7月

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